生きる

谷川俊太郎の「生きる」って詩知ってますか?
2号が国語でならって、毎日音読していました。
先日の2分の1成人式で、この詩を群読し、ファンモンの「あとひとつ」を歌ってみせてくれて
私は感極まりました。

  生きているということ
  いま生きているということ
  それはのどがかわくということ
  木(こ)もれ陽がまぶしいということ
  ふっと或るメロディを思い出すということ
  くしゃみすること
  あなたと手をつなぐこと

  生きているということ
  いま生きているということ
  それはミニスカート
  それはプラネタリウム
  それはヨハン・シュトラウス
  それはピカソ
  それはアルプス
  すべての美しいものに出会うということ
  そして
  かくされた悪を注意深くこばむこと

  生きているということ
  いま生きているということ
  泣けるということ
  笑えるということ
  怒れるということ
  自由ということ

  生きているということ
  いま生きているということ
  いま遠くで犬が吠えるということ
  いま地球が廻っているということ
  いまどこかで産声(うぶごえ)があがるということ
  いまどこかで兵士が傷つくということ
  いまぶらんこがゆれているということ
  いまいまが過ぎてゆくこと

  生きているということ
  いま生きているということ
  鳥ははばたくということ
  海はとどろくということ
  かたつむりははうということ
  人は愛するということ
  あなたの手のぬくみ
  いのちということ

スローだけど、頑張っている2号がこの先の10年どんな風に変わっていくのか楽しみです。

そして、この詩を毎日毎日聞き流していた3号。
〇〇ということ!というフレーズが入ってしまったみたいで。
かなり笑えます。
今は、「滑るということ!!!」と叫びながら、部屋にある滑り台を滑り降りてる(^○^)
続いて「滑り台だーいすき!」と叫んでいる。←これは、おふろだーいすきという絵本のフレーズです。